ゆき社長

シーゲンガーのお勉強 ゲームプログラマ、ゲーマー、色々!

オシロイバナ

買い物しようと街まで 出かけたら

お店がしまっていて お散歩に予定変更です

都心でも歩いていると けっこう植物が育っていますが

特に気になるのは 公害が多い道路わきの街路樹

葉っぱが茶色く いかにも硫黄や硝酸性の被害を受けてそうですが

頑張っています

そして 電車の脇の土手

電車は電気を使うので排気ガス等を出さないのですが

付近に緑を植える事に力を入れてますね

京王線とか 土手に人為的に綺麗な花を植えて

社内にも 花の案内図があって

さながら 動く植物園状態・・・ まではいきませんが

将来的に そうあってほしいと思います

JRはそこまで力はいれていないようで 自生したものが主流ではないかと思いますが

その中でも多いのが オシロイバナ

南米(ペルーとか)原産で 日本には江戸時代に入ってきたそうですが

すでに 日本に昔から住んでいたかのような顔をしています

そのオシロイバナが実をつけていたので 採取していました

ベランダで育てるには大きい気がしますが

そうしたら むこうから お年をめした おじさんと おじいさんの中間というか

いわゆる 定年退職したばかりぐらいの人が来て

オシロイバナの種を集めてるの?」

「・・・サヨウ・・・」

「ちゃんと芽が出ますか?」

「野生化してるぐらいなので おそらくは高確率で育つと思います」

「そうよね。この子たちも 毎年同じ場所に生えるって事は、毎年芽が出ているのよね。」

・・・ オネエ言葉 !! なぜか オネエ言葉のおじ様

Anisは、 オシロイバナ多年草なので 新芽が生えてきたわけではないと 知っていたが

あえて 言わないでいた

オシロイ花にはね メイジ産まれの母の思い出が いっぱいあるの。昔は一面 オシロイバナでね・・・」

しかも マザコンである

オシロイ花は きっと昔 オシロイに使っていたと思うの。」

「・・・たしかに 」

といい Anisは何気に 種を1つ割ってみた。オシロイにするとしたら 種の中身しかないと思ったからだ

種を割ると 胚乳 いわゆるデンプンの部分が 真っ白でパウダー状になり 少し湿っていた

たしかに これなら オシロイに見える

だが ネットで調べた所 実際のオシロイではないそうな。オシロイに似ているというわけだ

「そうそう オシロイバナの香り かいだ事ある? ぶわ~~っと 香るのよ」

なんとも 感覚的な人である

オシロイバナってね 赤、白、ピンク、黄色 とあるの。でも ほとんどは赤なのね。

で、黄色の株を見たら 赤い花や白い花をつけているのね。

赤が一番強くって 黄色が一番弱いんじゃないかと 思うの」

!!! このオネエ言葉オヤジ メンデルかよ!!

ネットによれば マダラもある。Anisも見たことがある。

また 一つの株から 色々な色の花が咲き アメリカ語では ペルーの奇跡 という名前がついているそうだ

オネエ言葉のマザコンなおじ様とわかれた後も ずーっと頭にその言葉が残り

Anisの散歩は 散歩ではなくなっていた

オシロイバナを注意深く観察すると

赤(赤紫)がほとんどで 優勢であると考える

また 白いものも多くみられるが

赤と白が混ざり ピンクになったもの

あるいは 赤と白のマダラとなったものも多くあり

赤と白は ちょうど血液型のAとBのような 両方ともに優勢であると

黄色いものは 数が少なく また 黄色と赤、黄色と白 の混ざったものがない事から

黄色は O型のように 劣勢であろう

では 黄色と赤を交配させたら F1では 赤の花がさき

F2では 赤と黄色が 比率で たとえば 3:1 の花が咲くのだろうか?

赤と白を交配させたら F1ではピンクやマダラが発生し

F2では 赤:ピンク:白が 1:2:1で発生するのだろうか?

家につき ネットで調べた所 どうも上記の考えで合ってるようだ

それにしても あのおじ様は ナニモノなんだろうか?

やはりAnisに生物学 遺伝の法則を教えに現れたのだろうか?

メンデルの霊だろうか。たしかに 豊島霊園を通ったスグ後だったが

つぎは 是非、アインシュタインとボーアの霊にも合いたいものだと 思った。