バレンタイン小説会
知り合いの女の子で、事ある毎にテーマを決めて
ミニ小説を書きたがる人が居る
しかも、何人かをまきこんで みんなで同じテーマで
小説を書いて見せ合うのを好む
Anisは こんな独特な思考ルーチンなので
一風変わったエロゲ風のストーリーになるのだけど
今回、受けが良かった人作品を
Anis監修のもと 書いてみるテスツ
今回のテーマはバレンタインデー
さとみ:「ケンタは いつもこの時間に この交差点を一人で通るの。
・・・ 明日からは二人で・・・ きゃっ・・・」
・・・・・・
さとみ:「あれぇ? おっそいなぁ・・・ 昨日元気だったから休む事もないし」
ケンタ:「やっほーー さーとみーーー」
さとみ:「ぇ!! なんでケンタがいるのよっ!!」
ケンタ:「いやぁ 挙動不審なさとみがいるから 何してるのかと思って・・・」
さとみ:「いつもは こっちから来るじゃない? なんで今日は・・・」
ケンタ:「いやぁ 今日は寝坊しちゃってよ 近道抜けて着たんだよ・・
ところで、さとみはココで何してたんだ??」
さとみ:「えっ・・いや・・・その・・・」
ケンタ:「もしかして 俺の事待ってたのぉ?」
さとみ:「か、勘違いしないでよねっ!!コンタクト落としただけよっ!!」
ケンタ:「じゃ 俺も探してやるよ」
さとみ:「もぅいいわよっ。さっき見つかったわよっ!!」
ケンタ:「・・・・・そういや さとみって コンタクトしてたっけ・・・・?」
・・・・・
無事登校し、作戦を練り直すさとみ
さとみ:「うーん どうやって渡すか・・・ そうだ!下駄箱に入れておこう」
(ケンタ:「お?何か入ってるぞ? さとみからだ。 ん?チョコ?
そうか、今日はバレンタインか。さとみのくせに上手く作ってるな
甘いもの嫌いだけど 食ってみるか。
・・・・・ 足の裏クセーーーー って下駄箱に食いもん入れんなよな!」)
・・・ 下駄箱はダメダメ
その後 作戦を色々考えるも 結局渡すにいたらず さとみ帰宅
さとみ:「ただいまーーー」
あつし:「おねーちゃん おかえりー」
さとみ:「そうだ あつし。甘いものすきでしょ。チョコあげるわ」
あつし:「わーい わーい。チョコレート チョコレート」
自室にもどるさとみ
さとみ:「いいの。これでいいの。どうせ ケンタはあたしの事なんて気にしてないし
恥をかかずに済んだってワケ。それに あたしにはアイツよりも
きっと もっといい人がいるに違いないわ。あんなヤツ・・・」
・・・・・
・・・外が騒がしい
ケンタ:「おーい さとみーーー 起きてるかーー 起きろーーー」
さとみ:「・・・なんで アイツがいるの???」
ケンタ:「あつしが届けて来てくれたぞ。お前不器用なくせに手作りしたのかよ
お前、自分で渡せず不器用だな
俺も不器用で上手く言えないけど 俺もお前の事 好きだぁぁぁぁ!!」
・・と、こんなストーリー
かなり省略したけど、かなり長い小説でした
文章は完全にAnis書下ろしなので 無茶ですけど
少女漫画の読みきりに いいかんじでした
・・・ちなみに Anisの作品をかいつまんで書くと・・・・
ちーこ:「祐一郎様ぁ はいっ バレンタインチョコで御座いますぅ」
祐一郎:「あっそ」
ちーこ:「ちょっと ちょっと~ あっそじゃなくて もっとリアクションして頂けませんかぁ?」
祐一郎:「ふーん・・・ 俺甘いもの 苦手なんだ ぽいっ」
ちーこ:「あーーーっ それを捨てるなんて とんでもないですっ!!」
祐一郎:「捨てられたくなかったら もって帰れ じゃぁな」
ちーこ:「ま、待ってください 祐一郎様ぁ~~」
祐一郎:「じゃ 行くぞ ヒロシ」
ちーこ:「・・・どうしたら 心を開いて下さるのでしょうか・・・
ちーこちゃん 負けない!!」
・・・
ちーこ:「祐一郎様っ チョコですぅ!」
祐一郎:「危ないぞ?」
ドカーーン ボールにぶつかる ちーこ
・・・
ちーこ:「バレンタインチョコ 受け取って下さいませ~」
男:「ありがとう」
ちーこ:「あ、あなたではないですの~~、あ 祐一郎様 待ってください~~」
・・・
ちーこ:「はぁ・・・祐一郎様は結局 チョコ受け取って下さいませんでした・・・
ちーこちゃん くじけそうです・・・」
祐一郎:「ばーか。2月14日に女から男にチョコをプレゼントするって 誰が決めた」
ちーこ:「・・・チョコレート屋さんだと思いますが、今はそんな事実よりも
恥ずかしがり屋の女の子が告白に使っている事の方が大切なのですよ
2月14日に女の子は手作りのハート型チョコを好きな男の子にプレゼントし
1ヵ月後に男の子からお返事を頂くのです」
祐一郎:「お前な、祝い事とかはルールを守る事よりも、自分達で楽しむ事の方が大切なんだよ」
ちーこ:「祐一郎様の言ってる意味が さっぱり理解できません・・・・・」
祐一郎:「まーその あれだ。おなか空いただろう。これでも食って考えろや・・・」
ちーこ:「!! これは!! 祐一郎様の手作りのチョコレート菓子で御座いますか!!」
祐一郎:「・・いやー デパート行ったら 女の子達が楽しそうに材料を買ってたから
面白そうだから 試してみたんだ」
ちーこ:「ゆっ 祐一郎様ぁぁぁぁ ちーこは あなた様に一生ついて行きまする~~~~っ」
祐一郎:「おいおい よせよせ 苦しい 死ぬ 死ぬ・・・」
とってもお粗末ですが、思ったよりも 笑いが取れたようですが
笑う所がどこにもなく、シリアスなんだけどな・・・・・