ゆき社長

シーゲンガーのお勉強 ゲームプログラマ、ゲーマー、色々!

商店街

土曜日はたいてい 近所の八百屋に行く

Anisの住んでいる所は、渋谷の下町 通称渋谷のチベットなので

都会とは思えないぐらいに商店街が多い

商店街がスーパー&市場を追い出した町にも近いが

ココはスーパーと商店街が上手く住み分けがされていると思う

スーパーは駅前で夜中1時 あるいは24時間営業をしていて

お惣菜やお弁当、簡単な料理の材料が主で

メイン客は会社帰りの共働き主婦や単身者

でもね。やっぱり商店街が好き

今日もいつも行ってる八百屋に行く

だいたい みのもんた流に お嬢さんと会話しながら買うのだけど

今日は ご主人様が相手だ

「いらっしゃい。いつもごひいきに。」

「ご主人様 本日は何がオススメで御座いましょうか?」

「今日はホワイトアスパラが人気だね」

「3束100円 これはお徳に御座いますね。でわ それを頂きましょう」

「大漁のお湯で茹でて マヨネーズにマスタードで食べるのが美味いよ」

「わたくしも その食べ方は好きに御座います」

・・・・・

「セリが2束100円。それはマコトに御座いますか?」

「ああ安いだろ。昨日2束150円だったけど売れなくてな。市場で1束60円で仕入れたんだぞ」

「・・・それは1束10円の赤字で御座いますわね」

「ああ。最近の若いもんは セリなど食べた事ないだろ。本当はこの値段ぐらいで出したいんだが

市場が1束40円で売りやがらなくてな。仕方なく赤字さ」

「わたくしは セリは一番の好物に御座います。でわ これも頂く事にしましょう」

・・・・・・

「セロリ2束100円。これも頂きましょう」

「セロリみたいな臭いの強いもんは若いのは嫌いらしくて、これも売れなくて

昨日は2束150円だったんだが。市場で1束70円で仕入れたんだぞ」

「あと おカブも3束100円頂きましょう」

「カブは葉っぱの部分も美味いんだぞ。炒めるもよし 漬物にするもよし

・・・って 若いもんは漬物なんぞくわねえか」

「いいえ、祖母からお分けして頂いた糠床を大切にしております

この おカブも、糠漬けにしようと思っております」

「そうか。カブは煮物もいいが 糠漬けにわかなわねえ。もってけ」

「3袋100円 こちらの春菊も よろしゅう御座いますわね」

「昨日は2袋100円だったんだが、温かいから鍋をしないのか 売れねえ

市場じゃ1袋40円弱だったんだが。鍋物以外にも使えるのにな・・・」

「あと お大根が欲しいのですが 大きくて1本100円、小さいけど3本100円、

とても小さくて3本100円 どれがオススメで御座いますか?ご主人様」

「何も言わず この小さい亀戸大根を持っていけ。これは美味いぞ」

「・・・亀戸大根・・・始めて見ますわね」

「ったりめーだ、こんな珍しいものはスーパーにゃ売ってねぇ。

農家も今じゃ3件のみ。それが3本100円。買わなきゃ損するぜ」

「しかし小さいですね。サラダ大根のようなもので御座いましょうか?」

「これはな、根の部分と葉の部分を浅漬けにして 生で食べるのもいいが

浅漬けしたのを 軽く炒めると んめーんだ

これは今日で終わりで、余ったら塩漬けにして火曜日に並べるんだ

そうしたら 1本200円だ。今なら3本で100円だぜ?」

「・・・それはお徳で御座います!! ぜひ頂きます」

で、亀戸大根 さっそく生でかじると、ほんのり甘くて美味しい

赤いサラダ大根や二十日大根よりも 辛味が少ない 生食に向いた大根でしたと。

ネットで調べると 葉がとても美味しいようで

大根の葉が大好きなAnisには とっても嬉しい

帰りに うるめイワシの半生メザシに コシヒカリ玄米3Kgに ササニシキ5Kg

白菜 ニンジン キャベツ・・

重い・・・・どう考えても 何かの修行です

・・・あ 医者からお肉を食べろ 生野菜は控えろと言われてたの 忘れていた・・・・