ゆき社長

シーゲンガーのお勉強 ゲームプログラマ、ゲーマー、色々!

あいつが 来る・・・

それは一本の電話から始まった

「はい もしもし アニスの中の人です ごきげんよう」

「オレだよオレ」

「・・・ 貴様 生きておったのか・・・」

「x日にそっち行くんだけど 会えない?」

「何故 貴様に会わねばならぬのじゃ?」

「いやー 積もり積もる話が御座いましてねぇ」

「童にはそんな暇など無いぞ」

「とりあえず 泊めてくんない?」

「・・・ なぜ ぬしを泊めねばならぬのじゃ・・・」

「いやぁ 金がないんよー。アニスちゃんの手料理が食べたいな(はーと」

ニートは (・∀・)カエレ!!」

「●●も△△も結婚して 泊まるところがないんよ」

「・・・なぜ 童が独身じゃと知っておる?」

「っ【アニスの母から聞いた】」

「・・・ くっ あのオシャベリ魔め!!」

「今 フリーだから狙っても良いよ 手料理食べてあげてって言われた」

「ちょ・・・・ とにかくダメなもんはダメじゃ。観念せい!!」

「xx先生の同人誌 手に入れたんだけど・・・」

「・・・」

「・・・」

「・・・ わかった。かわいそうなニート君を泊めてやらんでもない。ただしベランダじゃ」

・・・

・・・

そんなこんなで 家の中は大混乱

昔 地元でゲームサークルの副代表だった あいつが泊まりに来る事に。

過去にあいつらと15人ぐらいで共同生活してた事もあるわけだけど

(ゲーム修行所。男15人 女3人の恐ろしいオタクの集会所)

その中でも最高に非常識な あいつ!! アニスの元奴隷

もぉ 何考えてんのよっ!!

部屋の片付けに掃除に大忙し

しかも本当は料理なんて 一人暮らししてから作ってないのに

あたかも毎日料理してますよ

アニスは こうみえても 家庭的なんですよーっ

って見せるために 食器やら調味料を買い込んで

使用感が現れるように わざと汚して 食器の端をつぶけて欠けさせて

キッチンフードに油に見えるようにマジックで落書きして・・・

流石だな俺たち ってかんじ

そして 数年ぶりにマトモに料理を作ってみる

あいつを驚かせるために タイ、ミャンマー料理を覚える

大久保まで行って あっちの国の調味料や食材を集める

そしてタイ料理を作ってみる

・・・ さっすがアニスちゃん。何を作っても美味しい

別の料理を試してみる

・・・ さっすがアニスちゃん。何を作っても美味しい

別の料理を

・・・ おなか一杯だお・・・

片付け終わってないのに 何やってんだ!!

こんな時は、発酵度の浅い紅茶 ヌワラエリアでも飲んで

一服一服

あぁ紅茶がおいシィ!!